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平成11年5月16日〔日〕奈良市総合福祉センター
第二回社団法人日本自閉症協会奈良県支部定期総会における記念講演レジメ
自閉症の人の地域生活支援
〜グループホームと居住プログラム〜
仲町台発達障害センター
中山清司
横浜やまびこの里の概要
@沿革と目的:横浜市自閉症児・者親の会が設立の母体
横浜に暮らす自閉症の人たちの地域生活を援助すること
A東やまた工房と運営支援の地域作業所
BB型グループホームと東やまたレジデンス
C仲町台発達障害センター
地域生活支援の考え方
@「地域で生活する」という視点から、自閉症の人と暮らしをとらえなおす
・自閉症という障害の理解と、自閉症の人を援助すること
・問題行動への対応は、手段であって、目的ではない
・環境調整と構造化のアイデア
・資源の開拓とコーディネート
・継続した援助と包括的なアプローチ
・家族を支える視点
・自閉症の文化とノーマライゼーション(共に生きるという姿勢)
Aトップダウンアプローチと個別プログラム
・目標は、「地域で普通に暮らすこと」
・家庭生活/職業生活/余暇活動/医療や問題行動
・目標設定と現状評価から、優先課題を導き出す
・本人を主体・中心に、援助を組み立てる
→施設に入るのではなく、施設を利用すること
→ケアマネイジメント
グループホームの基礎知識
@グループホームの概要
・経過/国の制度/全国の動き
A横浜市のグループホーム制度
・運営委員会方式のA型と法人運営のB型
・助成内容
横浜やまぴこの里のグループホーム
@運営の方針
・積極的に、重度の自閉症の人が入居できる
・施設や在宅(親元暮らし)以外の選択肢として位置づける
・グループホームを生活の場とした機能的な地域生活支援システムを構築する
・従来の施設処遇とは異なった視点で、法人・施設資源を積極的に活用する
AハウスBEE、SEA、EEL、DOUX.
・建物と入居者の構成、予算経費
・援助スタッフ体制
→住み込み職員、アルバイト、ハウスキーバー、スーパーヴァイザー
・家族やデイ(日中の通い先)スタッフとの連携
・生活の組立
→生活スタイル、身の回りのこと、家事と余暇、休日の問題
多様な居住オプションの提供へ
@東やまたレジデンスの機能
・入所施設の必要性と生活の場としての生活ユニット
・グループホームの集合型
・生活アシスタント
・緊急一時保護制度
Aグループホームの展開
・共同生活タイプ、集合住宅タイプ
・職員住み込み、職員通いの援助スタイル
・サテライト形式やケア付きアパート
・登録者による共同利用やナイトトケアサービス
・学齢期や高齢者のグループホームの可能性
B生活の多様性
・家族支援と家庭生活の維持
・ホームヘルプとガイドヘルプ
・レスパイトケアと繋急一時保護
C援助の原則
・普通の生活をめざす
・生活者の視点
・個別の生活援助プログラム
・自閉症の理解
・自立のための援助
・チームワーク
・援助者は、かつ共同生活者
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