初会合を知らせる新聞記事 1997年(平成10)9月7日奈良新聞
1997年9月8日(月)奈良新聞
世話人 河村舟二
第一回会合議事録
お忙しい中、第一回の会議に出席頂き大変ご苦労様でした。当日の話し合いの内容を
まとめましたの次回の会合に臨む資料としてくだされば幸いに存じます。
と き 1997年9月7日(日曜日)
ところ 春日野荘
出 席 社団法人日本自閉症協会本部事務局・近畿支部をはじめ23名(詳細は別紙)
会議の流れ
協会・支部関係者挨拶 (5名の関係者・名簿参照)
自己紹介 (内容は省略)
経過報告
設立に向けての流れの説明
意見質問等
〇手をつなぐ育成会との関係は。
自閉症児・者及び親が必要性を感じ、自閉症児・者に焦点を当てた取り組みが欲しい
という要求ががある限り、支部として活動する存在意義がある。
〇手をつなぐ親の会があって自閉症の組織がいるのか。
会の目的のちがい。知的障害児者の福祉という意味では同じ。並列できるものであり、
組織の運動面での協力・連携・連帯の問題で考えたい。
〇助成金補助金について
各支部によって利用状況は違う。兵庫支部・京都支部はもらっていない。会費で運営
している。奈良も最初から補助金を云々しない方がよいのでは。
〇TEACCHについて
大阪はたまたま和歌山大学の田川先生の協力があり、加島さんの場所の提供があって
できたのである。一朝一夕にできるものでない。
療育法はTEACCHだけではないので支部活動では、様々な方法の一つととらえたい。
〇自閉症協会においては役員は親だけでなく、学校の先生方も積極的に入っていただけ
る組織である。正会員とは自閉症児者を持つの親に限るというものではない。
決定及び課題
1、平成10年5月支部発足(設立総会)を目指し準備する。
2、申請書作成(役員組織)について次回の会合まで各自考えてくる。
3、事業計画の立案
当面の事業の目標(何をしたらよいのか。自分は何を援助できるか考えておく。)
親子関係づくり・親同士の結束をはかる具体的内容
4、県内での入会呼びかけ。(本部からのパンフレット)
5、第一回の会合に出席した者は奈良自閉症協会発足準備会の世話役であり、協力して
発会事務の手助けをする。
以上(文責河村)
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